精油
<精油>
ローレル油– LAURUS NOBILIS OIL
科名:クスノキ科
抽出箇所:全草
料理用ハーブや古代オリンピックの勝者の冠でお馴染みの月桂樹から得られる精油。甘くスパイシーでシナモンに似た芳香を放ちます。
<精油>
ベルガモット果皮油Citrus aurantium bergamia
– CITRUS AURANTIUM BERGAMIA (BERGAMOT) FRUIT OIL
科名:ミカン科
産地:イタリア
抽出部位:果皮
フローラルなトーンのある、明るくおだやかで、爽快な気分にさせる香り。柑橘系の中でも特に人気の高い精油で、紅茶のアールグレーの香り付けとしても有名です。原産はイタリア、モロッコなどで、果皮の圧搾法で抽出します。多くの精油と相性がよく、ブレンド使用で幅広い用途に使えます。
<精油>
ゼラニウム油(ニオイテンジクアオイ油)– PELARGONIUM GRAVEOLENS OIL
科名:フウロソウ科
抽出箇所:全草
バラに似た香りであることからローズゼラニウムの別名をもつ精油。甘く、レモンのようにすっきりとした芳香で、沈んだ気持ちを開放します。
<精油>
フェンネル油(ウイキョウ果実油)– FOENICULUM VULGARE (FENNEL) OIL
科名:セリ科
抽出箇所:果実
ハーブティーではお馴染みのフェンネルの精油。ハーブ調のスパイシーな芳香を放ち、逆境にあるときに勇気を授ける精油と言われます。
<精油>
ラベンダー油– LAVANDULA ANGUSTIFOLIA (LAVENDER) OIL
科名:シソ科
抽出部位:花・葉
品種が多く、アロマテラピーで最も広く使われているラベンダーの中でも、真正ラベンダーという品種から得られる精油を使用。ハーバルとフローラルが入り混じる香りを放つ精油は、うるおいと皮脂バランスを整え、肌を健やかに保ちます。
<精油>
ベルガモット果実油Citrus aurantium bergamia
– CITRUS AURANTIUM BERGAMIA (BERGAMOT) FRUIT OIL
科名:ミカン科
産地:イタリア
抽出部位:果皮
フローラルなトーンのある、明るくおだやかで、爽快な気分にさせる香り。柑橘系の中でも特に人気の高い精油で、紅茶のアールグレーの香り付けとしても有名です。原産はイタリア、モロッコなどで、果皮の圧搾法で抽出します。多くの精油と相性がよく、ブレンド使用で幅広い用途に使えます。
<精油>
ニアウリ油 (メラレウカビリジフロラ葉油)– MELALEUCA VIRIDIFLORA LEAF OIL
科名:フトモモ科
抽出部位:葉
ニューカレドニアなど太平洋諸島原産のニアウリの葉から得られる精油。清浄作用のあるティートリーと同じフトモモ科の植物で精油もよく似た特長を有しています。頭がすっきりするような清涼感の中に軽い甘さが感じられる香りです。
<精油>
ウインターグリーン油Gaultheria procumbens L.
科名:ツツジ科
産地:カナダ、ネパール、中国
抽出部位:葉
頭皮に刺激感を与えるサリチル酸メチルを95%以上も含み、清涼感ある香りを放つ精油。頭皮マッサージの実感を高めます。
<精油>
ローズ油(ダマスクバラ花油)Rosa damascena Miller
– ROSA DAMASCENA FLOWER OIL
科名:バラ科
産地:トルコ、ブルガリア、モロッコ
抽出部位:花
ダマスクローズの花から水蒸気蒸留法で抽出されるこの精油は、5000kgの花から採れる精油はわずか1kg。バラの花約200個分が精油一滴といわれており、貴重で高価です。深みがあり、うっとりするような甘い香りです。精油の抽出法が発見される以前、その時代の代表的な美しい女性たち(エジプトのクレオパトラ、中国の楊貴妃等)が生きていた時代から、バラの花そのものが用いられ、食用としてジャムや浸出液(ハーブティ)が作られ、美容目的のオイルや化粧用の調合成分として用いられていました。
<精油>
フランキンセンス油(ニュウコウジュ油)Boswellia carterii
– BOSWELLIA CARTERII OIL
科名:カンラン科
産地:ソマリア
抽出部位:樹脂
ソマリア原産のフランキンセンス(別名オリバナム)の木から採れる、乳白~黄褐色の樹脂から抽出される精油。樹脂系のスパイシーでフレッシュな甘い香りです。古代の首長(呪術師)たちによって宗教儀式や瞑想に用いられていました。イエスキリスト誕生の際に東方の三博士によって、黄金にも値する貴重なものとして捧げられた「乳香」としても有名です。インドや中国では古くからお香に使われていました。
<精油>
ティートリー油(ティーツリー葉油)Melaleuca alternifolia
– MELALEUCA ALTERNIFOLIA (TEA TREE) LEAF OIL
科名:フトモモ科
産地:オーストラリア
抽出部位:葉
オーストラリアの原住民アボリジニが昔から活用してきたティートリーの葉から得られる精油。鼻に抜けるすっきりと爽快なカンファー系の香りを放ちます。
<精油>
マジョラム油(マヨラナ油)Origanum majorana
– ORIGANUM MAJORANA LEAF OIL
科名:シソ科
産地:エジプト
抽出部位:葉、花
古くからハーブとして料理などに利用されており、古代ギリシャ・ローマ時代には、神の力が宿った幸せのシンボルとされていました。地中海東部沿岸を原産とするシソ科の植物で、葉から抽出した精油は甘く、あたたかみがありながらもややスパイシーな香りで、気分をリラックスさせます。
<精油>
サンダルウッド油(ビャクダン油)Santalum album
– SANTALUM ALBUM (SANDALWOOD) OIL
科名:ビャクダン科
産地:スリランカ
抽出部位:木部(心材)
白檀(ビャクダン)の和名で知られるサンダルウッドは、豊かで甘く、ウッディな香りで人気の高い精油。時間がたつほど香りの質が高まり深みが増し、古くから瞑想を助けるオイルとして使われてきました。精油を採るのは樹齢20年から60年の木で、寺院や家具に用いられてきました。
<精油>
ローズマリー油Rosmarinus officinalis
– ROSMARINUS OFFICINALIS (ROSEMARY) LEAF OIL
科名:シソ科
産地:フランス
抽出部位:全草
エクゼクティブのための精油といわれているローズマリーは、清涼感があり、フレッシュですがすがしいグリーンの香り。ローズマリーを主成分とした「ハンガリアンウォーター」を愛用していた14世紀ハンガリーの王妃エリザベートは、70歳でポーランドの王子からプロポーズされたと言い伝えられています。
<精油>
ネロリ油(ビターオレンジ花油)Citrus aurantium
– CITRUS AURANTIUM AMARA (BITTER ORANGE) FLOWER OIL
科名:ミカン科
産地:モロッコ
抽出部位:花(つぼみ)
樹齢20年以上のビターオレンジの花から採れる精油です。ビターオレンジからは、ネロリの他、枝葉からはプチグレン、果実からはビターオレンジの精油が取れますが香りはそれぞれ異なり、花であるネロリは採油率が低く、高価な精油の一つです。精油を香らせた皮手袋は、「ネロリの手袋」として評判になったといわれています。柑橘系のさわやかさとフローラルの優美さをあわせた軽やかで、リラックス感のある香りです。
<精油>
オレンジ果皮油Citrus sinensis
– CITRUS AURANTIUM DULCIS (ORANGE) PEEL OIL
科名:ミカン科
産地:アルゼンチン
抽出部位:果皮
ビタミンBやCが入った、美容や健康にもなじみのあるオレンジ。その果皮を圧搾法で抽出した精油は、柑橘系特有のフレッシュで甘い香りで、気分をリラックスさせてくれます。その昔、アラブ社会やヨーロッパ社会ではオレンジ園を持つことが富の象徴であり、フランスのベルサイユ宮殿にもオレンジ園が残されていました。オレンジの精油は香水などで幅広く利用されています。
<精油>
マンダリンオレンジ果皮油Citrus reticulate
– CITRUS NOBILIS (MANDARIN ORANGE) PEEL OIL、CITRUS RETICULATA (TANGERINE) PEEL OIL
科名:ミカン科
産地:イタリア、ブラジル
抽出部位:果皮
成熟したマンダリンオレンジの果皮を圧搾して得られる精油。穏やかな精油とされ、香水はもちろん、お菓子などの香料にも使われます。気分
を明るく高揚させるような甘くデリケートな芳香です。
<精油>
ユーカリラディアータ油(ユーカリプツスラジアタ葉油、ユーカリプツスラジアタ葉/茎油)Eucalyptus radiata
– EUCALYPTUS RADIATA LEAF OIL
– EUCALYPTUS RADIATA LEAF /STEM OIL
産地:オーストラリア
科名:フトモモ科
抽出部位:葉・茎
オーストラリア原産のユーカリノキは、別名ブルーガムトリーといわれ、樹高90メートル以上まで成長し、世界でも高い木の一つ。コアラの主食として知られ、オーストラリアの森の木の4分の3を占めるユーカリの葉から採取する精油です。先住民のアボジリニはこの木を「キノ」と呼び、様々に用いていました。
ユーカリの種類は約600種類もあり、マイルドで刺激の少ないこのラジアタ種だけでなく、一般的なグロブルス種や、「ペパーミントユーカリ」といわれるディベス種、「レモンユーカリ」といわれシトロネラールを多く含むシトリドラ種などがあります。ややスパイシーでクールな香りです。
<精油>
パチュリ油(パチョリ油)Pogostemon patchouli
– POGOSTEMON CABLIN OIL
科名:シソ科
産地:インド
抽出部位:全草
かつて、インドからヨーロッパに輸出されていた高価な織物やショール等に、防虫剤としてとして使われ、この香りがインド産の証になったほど虫除けとして有名な植物です。ウッディーで、エキゾチックな香り。時間とともに香りの質が向上してローズのような芳醇な香りを醸し出します。
<精油>
レモン果皮油Citrus Limonum
– CITRUS MEDICA LIMONUM (LEMON) PEEL OIL
科名:ミカン科
産地:イタリア、スペイン、ブラジル、アメリカ
抽出部位:果皮
柑橘系の代表的なレモンの精油。フレッシュなグリーンシトラスな香りは、頭をすっきりとさせて、気分をさわやかにリフレッシュできます。
<精油>
プチグレン油(ビターオレンジ葉/枝油)Citrus aurantium
– CITRUS AURANTIUM AMARA (BITTER ORANGE) LEAF/TWIG OIL
科名:ミカン科
産地:フランス、チュニジア、イタリア、スペイン
抽出部位:枝葉
ビターオレンジの枝葉から抽出される精油で、花から採油したネロリよりもややライトな香りが、心を穏やかにしてくれます。現在は枝葉から抽出していますが、かつては熟す前の小さな果実から採油していたため、「プチグレイン(小さな粒)」の名があります。スキンケアや香水の原料として人気があります。
<精油>
グレープフルーツ果皮油Citrus paradisi
– CITRUS GRANDIS (GRAPEFRUIT) PEEL OIL
科名:ミカン科
産地:アメリカ、イスラエル、ブラジル
抽出部位:果皮
楽園のシトラスという学名をもち、明るくさわやかな気分にさせてくれる精油。柑橘系の中で最もリモネンを豊富に含み、肌を引きしめます。
<精油>
ラバンディン油
ハーブ系でありながら、森林浴に似た芳香をもち、心身のリフレッシュ効果があります。肌をすっきりと穏やかに整える、酢酸リナリルなどの成分を含みます。
<精油>
ジンジャー油
「根」は大地の力をダイレクトに吸い上げる、エナジェティックな部位です。「ジンジャー油」は、温かみのあるピリッとした刺激を持つスパイスとしてもなじみ深いショウガから抽出した精油。イキイキとした気持ちを高めるような香りが特長です。
<精油>
ホーリーバジル油
ミネラルを豊富に含む土壌が特長の沖縄県で栽培されたホーリーバジルを厳選して採用。香り立ち豊かな花部分は、収穫後約1ヶ月で再び生育するほどの生命力にあふれます。心身がホッとしてバランスを整えるような、ほんのり甘いスパイシーな香り。
<精油>
ロザリーナ油
フトモモ科のロザリーナの枝・葉から抽出。別名はラベンダーティートリー。 日々のストレスから解放されて心身を鎮めるような、 フローラル感と清涼感がミックスされたバランスの良い香りが特長。
原料カテゴリ一覧