サステナブルをデザインする。素材を活かしたTHREEのものづくり

2009年のブランド誕生当初から、「ヒトも自然の一部」という考えの下、現代人の心・からだ・肌のバランスに向き合ってきたTHREE。自然と共存するブランドとして、ヒトと地球への優しさに配慮したモノづくりにこだわってきました。この春パワーアップした「 バランシング シリーズ 」もその一つです。

今回、改めてTHREEのクリエイティブに宿るサステナブル マインドについてご紹介します。

プロダクトデザインに宿る、美意識とサステナビリティ

THREEでは、「手にした人にとって、その商品が価値になるかどうか」を何より大切にしています。洗面台に置かれている重厚感ある化粧品のパッケージに気分が高揚したり、毎日商品を手にとってスキンケアをする時に香りに癒されたり……。スキンケアで肌が健やかになるのはもちろん、パッケージやボトルで日々の特別感を演出するのも化粧品の役割。そのために大事な要素がプロダクトデザインだと考えています。

その中で、THREEでは昔からパッケージにリサイクル素材を取り入れてきました。 例えば「インナーリズムケアシリーズ(サプリメント)」。商品を手にした時に気分が上がるようなデザイン、また肌触りにメリハリを出すために、主要成分の植物のドット画をエンボス加工で箱の表面に入れています。そのデザインを際立たせているのが、一般的な紙よりもふかふかとした厚みがあって柔らかい手触りの環境紙です。

デザインの理想が、サステナブルな選択に繋がるよう・・・パッケージからボトルまで、一つ一つにそんな思いを込めてデザインしています。

リサイクルガラスを使用して定番シリーズの容器を一新

一般的に、私たちが分別してゴミに出す瓶などのガラス製品は、市中回収された後に砕かれ、リサイクルガラスとして再利用されます。リサイクルガラスは、数種類のガラスが混じることで濁って色が濃くなってしまいます。清潔感が大事な化粧品では、ガラスはクリアであることが良いとされていることが多いので、THREEの商品でもガラスの再生化率は高くはありませんでした。

それに対し、THREEの新しい「 バランシング シリーズ 」のボトルでは、あえてリサイクルガラスを80%以上使う選択をしました。再生ガラス特有の色の濃さ、若干の個体差や色のムラは、ボトルに個性が宿るのもデザインとしてあえて狙ったポイント。リサイクルガラスの元々持っている色に私たちの知見や技術が重なり合うことで新しい色になる。また、透明性が低いことは、ナイーブな精油を光ダメージから守りたいという想いへも昇華しています。
サステナブルとデザインの両立は、私たちがモノを作る上で欠かせない要素なのです。

一新した「バランシングケアシリーズ」のパッケージデザイン

大きくパワーアップした「バランシング シリーズ」ですが、クレンジングアイテムのボトルにもこだわりがたくさん詰まっています。
クレンジングオイルとポイントメイクアップリムーバーの容器は、グレー味を帯びたボトルに。浴室内で使用することもある為、落としても割れにくい耐久性のある樹脂でできています。植物オイルと植物エキス配合のオイルウォーターの二層になっている「ポイントメイクアップ リムーバー N」はあえて油滴や液面の“揺らぎ”が見えるようなデザインに。ゆらゆら揺れる繊細な液面が目に入る度に、少しでも心に安らぎがもたらされるようにこだわりました。

製品のディテールは目に入った時に知覚していなかったとしても無意識に頭には残るもの。どの製品でもデザインする時に常に意識しています。
毎日のスキンケアでパッケージやテクスチャー、香りを楽しんでいただき、それが持続可能な未来につながっていくように。自然の恩恵を享受しながら、その豊かさを繋いでいけるように。
これからも変わらず人と地球に寄り添い続ける、THREEならではの“心地よさ”を目指していきます。

THREE 環境への取り組み
THREE BALANCING