「語れる」ものづくりー佐賀の気候が生み出す力強いハーブー
〈THREE STAFF DIARY〉
THREE ホリスティック リサーチセンター(通称:HRC)
より、活動の一部を紹介するダイアリーをお届けします。
HRCでは、THREEの商品に使用される原料開発や機能の研究開発を行っており、自分自身の言葉で語れる“本物”をお届けすることを大切にしています。
THREE オリジナルのゼラニウムは、熊本県の南阿蘇で栽培されているということを
以前のコラム
でもご紹介していますが、実は佐賀県にもTHREEのハーブガーデンがあります。
同じ九州地方でも南阿蘇とどのような違いがあるのか、今回は佐賀県での活動内容をお話ししたいと思います。
ハーブは一般的に、「水が豊かな土地が適しているもの」と「水はけの良い土地が適しているもの」に分けられます。
佐賀県唐津市は、大自然で磨かれた適度な水量と、水はけの良い上場(うわば)台地のひろがる温暖な気候を生かした全国有数の米産地。 土壌は栄養たっぷりで程よい保水力を保ちながらも、水はけがよいのが特徴です。
THREEではそのような耕作放棄地を利用して、THREE製品の原料となるハーブを育てているのです。
「水の生まれる里」と言われるほど水が豊富な熊本の南阿蘇と、水はけがよく土自体が適度に乾燥している佐賀の唐津。同じ九州地方でも、南阿蘇と唐津では気候や風土が異なるので、それぞれの土地に適したハーブを選んで棲み分けをしています。
例えば唐津で育てているのは、ローズマリーやティーツリーなど5種類以上の植物。
今年の初夏にかけては、タイムの収穫を行いました。
どれもまだ試験栽培中のため、これから原料を蒸留してどのような香りや成分をもっているのかを細かく研究していく段階ですが、さらに進化するTHREEの商品開発に活かされる予定です。
実際に植物を収穫してみると、大自然で育っただけあって、手袋に香りが染み付くほどの力強い香りをもっています。日本で育った自然本来の植物の力をHRCの研究でさらに解き明かしていくので、今後の活動にもご注目ください。
以前はお米などが育てられていたほどの肥沃な大地で、他の産地と違ってどのような個性をもったハーブが育つのか、今後の佐賀のハーブガーデンの取り組みから目が離せません!
〈COLUMN〉自然の恵みと人の想いが織りなす、南阿蘇のハーブづくり
ーこだわりのハーブを、南阿蘇から。ー Vol.1
ー思い描くハーブの色と香りを求めて。ー Vol.2
ー南阿蘇で「本物の香り」を生み出す 。ー Vol.3
THREE ホリスティック リサーチセンター