#004_3「あのひとの旅グッズ」

Features美旅のススメ第3回目は、旅慣れた方々に聞いた「美旅を盛り上げるグッズ」をご紹介します。

最初の紹介者は、1回目、2回目に温泉の楽しみ方を教えてくださった石井宏子さん。温泉ビューティ研究家として年間200日も温泉を旅する石井さんの、温泉旅に欠かせないグッズを伺いました。 features004_3_image_1 「いつ温泉に出会ってもいいように、ガーゼタオルを持ち歩いています」と石井さん。他にも、温泉地で着る浴衣に合う和柄のバックやボトルカバーは全て、旅先の温泉地で揃えたそう。スイスを訪れた時に購入したSIGGのボトルは、飲泉所の温泉水やその土地の水を飲むときに愛用。さすが、温泉地で活躍するグッズが並びます。 写真中央のCDは、石井さんがこれまでに旅した経験から、静かで安らげる温泉のイメージで監修したもの。一作目の『ONSEN-朝の時間』に続き、今年2月には二作目となる『ONSEN-黄昏時』をリリース。温泉でリラックスしているような気分になれるアコースティックサウンドを旅のお供にすれば、旅がさらに楽しくなりそう。
 
石井宏子(株式会社温泉ビューティ研究所 代表) 年200日以上は温泉旅へ出かけているトラベルジャーナリスト。日本でただひとりの温泉ビューティ®研究家として、温泉、食、自然環境、旅の過ごし方で、心も体もきれいになる新分野“ビューティツーリズム”を切り開く。著書『だから行きたくなる温泉セラピーの宿』(集英社)など。公式サイト「温泉ビューティ®」:http://www.onsenbeauty.com
 
次は、仕事で世界中を駆け回っている、THREE メイクアップ クリエイティブ ディレクターのRie Omoto。 features004_3_image_2 NYの自宅に帰れない日が多いからこそ、いつでもどこでも自分のいるところを居心地よくするのはお手の物。そのためには、日頃から使い慣れたアイテムの携帯が欠かせません。愛犬フランクリンの写真も、必ずバッグに忍ばせて。 写真下中央に3つ並んでいるアロマオイルは、ご自身で香りを組み合わせて使用するそう。好きな香りに包まれたり、デトックス効果も期待されるお気に入りの抹茶を立てて飲んだりすることで、いつも自分をニュートラルな状態に保つことができます。 さらに、愛用のヨガマットに、飲みなれたサプリメントや酵母エキス、THREEのマッサージオイルも持ち運んで、心身のメンテナンスを万全に。このヨガマットはとても軽くて水洗いもできる、旅に便利な優秀アイテムだそうです。
 
Rie Omoto(THREE メイクアップ クリエイティブ ディレクター) メイクアップアーティスト。内面に秘められた人の魅力をメイクアップで存分に表現するのがモットー。NYを拠点としながら、多くのコレクションに関わり、『ELLE』『VOGUE』『Numéro』などのグローバルモード誌でメイクを担当するなど、世界を舞台に活動。アート作品への関わりも多い。愛犬と過ごす時間が最高のリラックスタイム。
 
次は、THE LITTLE SHOP OF FLOWERS主宰の壱岐ゆかりさん。壱岐さんはTHREE TREE JOURNALの新連載、石井ゆかりさんによるコラム「The Portrait of Heroines『美人』の条件」の写真のフラワーアレンジを担当されています。世界各地での活動も盛んな壱岐さんに、海外に持っていくと便利なグッズを伺いました。 features004_3_image_3 シルクとカシミヤの二枚仕立てのストールは、機内や夜道で寒くなったときはもちろん、急にドレスアップしなくてはならなくなった時にも活躍。両手が空くショルダーバックやぺたんこの靴は、徒歩で動き回る旅にぴったりです。また仕事柄、フラワーアレンジメントに使うハサミや針金は必需品。気に入ったお花を使って、いつでも作品を作ることができます。小さなアトマイザーに入れたアロマウォーターは、ちょっとしたときの気分転換に。
 
壱岐ゆかり(THE LITTLE SHOP OF FLOWERS主宰) 誕生祝いや結婚祝いなどの日々の小さな贈り物の提案から展示会やパーティの装飾・演出など、花をプロダクトとして捉えたアレンジを独特のスタイルで展開。原宿・明治神宮前の古民家の庭に、フラワーショップ「THE LITTLE SHOP OF FLOWERS」本店を構える。THREE TREE JOURNALではフラワーアレンジを担当。http://www.thelittleshopofflowers.jp
 
そして最後は、茅場町で古本屋を営む森岡書店店主の森岡督行さん。旅をテーマに、「日常もまた旅であるということを気づかせてくれる『スイッチ』」という視点で、本を3冊選んでくださいました。 features004_3_image_4 1冊目『100年前の写真で見る 世界の民族衣装』は、時空を越えて旅先の視界を広げてくれそうな写真集。2冊目『ちいさいあなたに』は、「人生は旅である」というメッセージが短い物語いっぱいに詰まった絵本です。3冊目の絵本『アン ジュール』は、旅には「出会い」、そして「帰りを待ってくれる人」の存在があることを教えてくれます。みなさんの旅のお供に、ぜひ鞄の中に入れていってはいかがでしょうか?
 
森岡督行(森岡書店店主) 1974年生まれ。東京・茅場町の運河沿いに建つ、昭和2年築のビル内で古本屋を営む。窓の外にはかもめが飛んでくる。併設したギャラリーで写真等の展覧会を開催している。著書に『写真集ー誰かに贈りたくなる108冊』(平凡社)、『Books on Japan 1931-1972 日本の対外宣伝グラフ誌』(BNN新社)がある。http://moriokashoten.com
(左から時計回りに) ナショナル ジオグラフィック編『100年前の写真で見る 世界の民族衣装』(日経ナショナル ジオグラフィック社) 『ちいさいあなたに』ぶん:アリスン・マギー え:ピーター・レイノルズ(主婦の友社) 『アン ジュール』ガブリエル バンサン(BL出版)
 
以上にご紹介した、旅慣れたひとの旅グッズ。ぜひみなさんの今年の旅行準備にお役立てください。また、この企画の編集のひとりは、「切り干し大根」を旅に必ず持っていくそう。旅先でおいしい物をつい食べ過ぎてしまった胃を休め、余分な脂分をからだから排出するために、切り干し大根に熱湯を注いだものを飲んでいるのだそうです。ちょっと試してみたいですね。 THREEがおすすめする今年の美旅の必需品は、4月23日(水)に数量限定で登場した「THREE トラベル セット 2014」。心、からだ、肌、髪までトータルでケアできるアイテムを、使い勝手抜群の大きなポーチにセットしました。

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「THREE トラベル セット 2014」※4月23日(水)数量限定発売
いろいろな出来事を体験し心が充実するほど、実はからだに負担が掛かりやすいのが旅。そんな旅先では、THREEの使い心地と肌ざわり、そして香りに癒されながら、十分なセルフメンテナンスを。植物オイルと精油の恵みを感じながら朝晩のケアをして、心もからだも美しくなる旅を、最後まで楽しんでください。
 

全3回にわたった特集「『美旅』のススメ」はいかがでしたか?次回のFeaturesでは、「色」の魅力に迫る特集「パワーオブカラー」をお届けします。どうぞお楽しみに。