#006_1「暮らしの中の植物」
THREEのものづくりにおいても、植物の力は欠かせません。私たちは植物、とりわけ国産の植物原料に、素晴らしいパワーを発掘しています。地球上には約50万種の植物が生育していることが確認されているとか。私たちの祖先はこれらの中から健康や美にとって有用な植物を見出し、さまざまな形で生活に取り入れてきました。 「自然界の一部である自分が、自然に生きることこそ美しい」という考えのもと、THREEは「身土不二(人の命と健康は、生まれ育ったその土とともにあるという考え方)」、そして「地産地消(その土地で収穫されたものをその土地で消費すること)」の2つをキーワードに、人と自然界がより豊かに共存できる商品を開発しています。
意識しないと緑に触れ合う機会が少ない日常生活の中でも、うまく植物とお付き合いしていきたいもの。休日にはショッピングもいいけれど、時には植物園で癒しのパワーを感じ取ってみませんか? 実は、東京都は全国の都道府県で最も公園が多いのだとか。都会人がそれだけ植物のチカラを欲しているということかもしれません。今回、造園家でイラストレーターの大野八生さんに、都内のおすすめ植物園と、その楽しみ方をご紹介いただきました。
大野さん一番のおすすめは、「小石川植物園」だそう。「植物園の中へ入ってゆくと、東京の真ん中でこんなにも沢山の緑を感じることができるものなのか、と思います。薬草園、自然の森のような沢山の大きな木々と草花たち、丁寧に整えられた日本庭園、昔からの温室.......。様々な表情を持ちながら、決してつくり込まれていないところがとても好きです。奥の方へ進んで行くとかなり自然にかえっている植物も沢山あり、店で見かける小さな植木もこんなに大きく成長できるんだなと驚くこともありますよ」(大野さん)
- 小石川植物園
- 〒112-0001 東京都文京区白山3丁目7番1号
- 1684(貞享元)年に徳川幕府が開設した「小石川御薬園」が前身。植物研究を目的として、約50坪ほどの敷地に、さまざまな植物が植えられている。