#011_2「植物オイルのクレンジングで、至福の肌へ」
現代人の肌をやさしくいたわるオイルクレンジングの魅力
汚れをスッキリ落とし、新しい肌へと生まれ変わるために。“オイルクレンジング”は、乾燥が気になる現代人の肌の頼もしい味方です。オイルというと「ベタベタしそう」「洗い上がりが乾燥しそう」というイメージを持たれることもありますが、果たしてそれは本当でしょうか?今回はオイルクレンジングの真実に迫りたいと思います。
どうして現代人の肌にはオイルクレンジングがいいの?
UVケアやファンデーションといった、肌表面にとどまることが目的のアイテムたち、これらは“油”で作られています。そして、肌から分泌する皮脂も“油”の一種。1日過ごした肌の上には、これらが混ざり合った状態で密着しています。 1日の終わり、これらを一掃してニュートラルな肌状態に戻すためには、“油は油で浮き上がらせること”が必要。オイルタイプのクレンジングは、油で構成されたファンデーションや皮脂をゆるめ、肌から浮き上がらせることで、スムーズに落としやすくしてくれるのです。
さらにホリスティックな視点では、肌はとても繊細な感覚を有する器官。肌にとっての“異物”を知覚すると、“ストレス信号”を発すると言われていますが、オイルは肌にもともとある皮脂と親和性(相性のよさ)が高く、特にバリア機能が低下した冬の肌に負担を与えることなくなじむと考えられています。 THREEのバランシング クレンジング オイルは、ベースとなるオイルに皮脂と極めて似た構造の植物オイルを採用しているので、肌にストレスを与えることなく、速やかに汚れを浮き上がらせる働きが期待できるのです。
「ベタベタする」「洗顔後に乾燥しそう」オイルにつきまとうイメージって本当?
「ベタベタ感が苦手」「洗い流し後に乾燥しそう」。オイルクレンジングにこのようなイメージをお持ちの方も多いのでは? 確かに“オイル”という形状は、ミルクやジェルに比べるとべたつきが気になるかもしれません。でも、ちょっと待って。肌に触れた一瞬の感触ではなく、ぜひ“洗顔後の肌状態”をじっくり観察してみてください。クレンジングで大切なのは、汚れを落としたうえで、洗顔後の肌が適度なうるおいを保っていること。オイルはこの“洗顔後の肌をしなやかに保つ働き”が優れているといえます。 一方「洗顔後の乾燥が気になる」という場合、オイルそのものではなく、界面活性剤など他の洗浄成分がうるおいを奪っている可能性が。一口にオイルクレンジングといっても、原料となる油脂や洗浄成分などの種類によって個性もさまざま。オイル、ミルクといった“形状”にとらわれず、洗顔後の肌を観察してみましょう。もし適度なうるおいを保っているなら、そのクレンジングはあなたの肌に合っているということです。
植物オイルのクレンジング作用と洗顔によるスキンケア効果
植物オイルを用いたクレンジングならではの、スキンケア効果も期待できます。 たとえば柑橘類の果皮に含まれる“リモネン”という成分には、天然の脂質溶解作用が確認されています。またホホバのオイルにも同じく油を浮き上がらせる作用があり、これらを上手にブレンドすることで、肌に負担を与えず汚れを速やかに浮き上がらせる働きが期待できます。 また“精油”を配合している場合、芳香によるリラックス効果も期待できます。これらの芳香成分は肌と心に働きかけ、ホリスティックな美しさを育んでくれるのです。クレンジングは“洗い流して終わり”のステップと捉えるのは、もったいないことかもしれませんね。 THREEのバランシング クレンジング オイルには、柑橘類の中でもリモネン豊富なオレンジ果皮の精油やホホバオイルをベースに、複数の植物オイルを、バランスにこだわって配合。また、フランキンセンスやベルガモットをはじめとする精油もブレンドすることで、こわばりがちな現代人の肌と心を解き放ち、肌本来の健やかな美しさを呼び覚ましてくれるように仕上げました。
次回は、このTHREE バランシング クレンジング オイルを用いて素肌本来の美しさ呼び覚ます、とっておきのクレンジング法をお届けします。 PHOTOGRAPHY BY AHLUM KIM