#001 麻生 綾(etRouge編集長)
「まだ女性の外見云々のことを言っている」 「仕事の実力と見た目は無関係」「中身が綺麗であれば」 うーん確かに、まあ確かに。おっしゃることはわかります。そんな“公平”が正しく通る世の中、社会、そして会社だったらどんなに素晴らしいかと、私だって思いますよ。 がしかし、実態はどうでしょう? 少し思い返してみても、「綺麗」の恩恵を受けたことはあっても、その逆はまずなかったような……。例えば、どうしても入社したい会社があるとして、面接を受けるとしましょう。その場面でライバルとほぼ同じ能力だったら、特別な理由がない限り、採用されるのは10中8、9、より見た目的にも麗しく、より人として感じがよいほう。また、昇進だってそう。抜擢だってそう。「そんなの狡い、酷い、不公平!」と叫んでみても、それが現在進行形のリアルってものです。 エグゼクティヴな男性だって、わざわざ人を雇ってまで外見に気を遣う時代。綺麗な存在に惹かれるのは、人の本能でもあります。ならばそれを認めて受け入れて、相応の対策を練らなければ! それが「とりあえず今を生き抜かないと」な女性のmustではないでしょうか。だからやっぱり「綺麗はビジネスツール」、現実的に「仕事」として必要でしょう? と私は考えるのです。 ついでに言うと、綺麗に対して一生懸命な女性は、仕事人としてのみならず女の人としてもとても可愛い。私はあの『ありのままで』という歌を耳にするといつも、「ありのままでいいわけないじゃん!」とちょっとイラってしまうのですが、いやホント「ありのままオンナ」に美人なし(笑)。投げ出さず、放置せず、「これでいい」と自分で線を引かず、今日より明日、明日より明後日、少しずつでも綺麗(もちろんそれは「当社比」でOK!)の量を増やし、積み重ねていく。しかもそれって、最高に「楽しい」努力ではないでしょうか。そういう可愛い女性たちが私は好きだし、心より応援したいと思っています。
- THREE QUESTIONS -
Q1 人間としての「美しさ」は、どんなところに表れると思いますか? A1 例えば手足の爪先、髪の毛先など「末端」まで正しく手入れが行き届いているか否か。 「末端」が優しく、感触も柔らかいと「このひと(メンタル面も含め)適当に暮らしてないな」と感じます。 そんな細かなところに、美しさというものが表れるのだと思います。 Q2 パーティーのときや大切な人に会う前日など、「美しい自分でありたい」オケージョンの際に、必ずとる行動や習慣は? A2 基本、毎日が「大切な日」。笑 素敵なお誘いはいつも突然なので、わりと毎日少しずつ気をつけたいなと。「大切な日=Xデー」が手帳に増えると、女の人は格段に美しくなる……というのが私の持論(売れっ子のタレントさんがまさにそれ!)。もちろん、イベントなど前から予定がわかっている日の前日は、「いつもよりちょっと長めの入浴時間、睡眠時間の確保」「塩分とアルコール控えめのむくまない夕食」をさらに心がける感じです。 Q3 お気に入りのTHREEアイテムは? A3 クレンジングオイルやスカルプ用オイル、最近ではサプリメントなど、オイル系の製品はとりわけ大好きです。シンプルなのに香りも含めて極上の使い心地。あと思わぬ伏兵といったところで、爪のベースコートとトップコート。どちらも丈夫で剥がれにくく、後者はツヤが長持ち! 麻生 綾さんのお気に入りアイテム一覧・THREE バランシング クレンジング オイル ・THREE スキャルプ & ヘア バランシング クレンジング オイル ・THREE インナーケア ・THREE ネイルポリッシュ ベースコート ・THREE ネイルポリッシュ トップコート