#019_2「台北THREEのおもてなし」

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3つの国からTHREEカウンターをご紹介している、今月のFeatures。2回目の今回は、2014年3月にオープンした台湾のTHREEカウンターから、台北クリエイターたちの活躍する姿と、台湾の美容事情をお届けします。 ■ Article in Chinese

ゆっくり親密に。台湾の接客スタイル。

「台湾のお客様は、お買い物だけを目的とせず、ライフスタイルのアドバイスや安らぎの時間を求めてTHREEのカウンターに来てくださる方が多いんです」と話すのは、THREEが台湾にオープンした当初から丁寧な接客に力を入れてきた、クリエイターのスーウェイ。 「だからたとえばリップスティック1本を買いに来られた場合でも、まずお茶をお出ししてから、クレンジングからメイクまで一通りのカウンセリングを受けていただくのです。THREEのカウンターは日常の中でほっと一息、ペースダウンできる空間でありたいと思っています」 お茶を出しゆっくりカウンセリングをするTHREEのスタイルを、最近は模倣するブランドも出てきたと言います。

「接客において大切なことは、まずお客様の心と打ち解け合うこと。まるで友達のように親しくさせていただいているお客様も多く、挨拶をしに立ち寄ってくださったり、差し入れやお土産をいただいたり。台湾のTHREEクリエイターとお客様とのコミュニケーションは、本当にフレンドリーなんです」

“美白”は最大にして永遠のテーマ

蒸し暑い屋外は湿度が高く、冷房が効いた屋内は乾燥している台湾。スキンケアには高い保湿力と吸収性が求められています。テクスチャーはさっぱりとしたものが好まれ、クレンジングや洗顔といった洗浄のステップを重視。同時に“美白”も台湾女性にとって永遠のテーマで、タイと同じくレーザーを使った治療や、"美白注射"と呼ばれる治療も人気だそうです。 「そういったテクノロジーを使った治療の後には、肌にやさしいナチュラルなケアが好まれる傾向にあり、そんな理由からもTHREEの『バランシング ホワイト クリアエッセンス』が今とても人気です。 美白美容液は"乾燥しやすい" "刺激が強い"などといったイメージがありましたが、それを覆す商品であったと同時に、“肌を白くする”のではなく、“自分の肌色を明るくする”という特徴に好評をいただいています。私の肌も、最近はコンシーラーいらずになってきたんですよ(笑)」

台湾女性はアイメイクがちょっと苦手?

忙しい朝、台湾女性がポイントメイクに優先順位をつけるとしたら「1、リップ 2、アイブロー 3、チーク」の順になるのだそう。アイメイクについては「難しい」という思い込みがあり、まつげのエクステンションをつけてしまって、あとのアイメイクはしない……そんな人も少なくないのだとか。

逆に、台湾人女性が得意とするのがアイブローメイクで、最も時間をかけるパーツでもあるそう。それぞれがこだわりの眉シェイプを持っていて、THREEのカウンターに来ても「眉だけはいじらないで」とリクエストする方もいるのだとか。日本人女性は「眉を書くのが苦手」という方が多いので、対照的かもしれませんね。

“ホリスティック”に魅せられて

「台湾でも今、天然由来の原料を使ったものに注目が集まるようになっています。そんな中、原料の産地を一つ一つしっかり伝えることができるTHREEはとても安心感のあるブランドで、同時に日本らしいブランドだなと感じます」と話すスーウェイ。「THREEを紹介するときは、商品のことだけではなく、たとえば精油の働きについてだったり、ホルモンバランスと肌の状態の関係だったり、説明がとても奥深くなるんです。そこが面白いところであり、私自身ももっと色々な勉強をして知識を蓄えていきたいと思います」

とても真面目でフレンドリーな台湾クリエイターたちは、日本からやってきたTHREEのコンセプトに深く共感し、それを大切にしながら、「また来たい」と思っていただける居心地のよいカウンターを作り出していました。 次回はTHREEが生まれた日本のカウンターから、日本のTHREEクリエイターの素顔と美容法をお届けします。どうぞお楽しみに。