#020_2「新パレットで“スモールダリング”な目もとへ」

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最新のTHREEメイクアップコレクション“SOMEWHERE INBETWEEN”にフォーカスしている今月のFeatures。2回目の今回は、新しい4色パレットの開発秘話とその使い方を、THREEグローバルクリエイティブディレクターRIE OMOTOが解説します。

2,000以上のサンプルから生まれた、完璧な4色のハーモニー

「色のついた空気を重ねていくようなイメージでつくった新商品『4Dプラスアイパレット』は、4色使いであることを感じさせないほどシアーで透明感のある仕上がりが特徴です。4色それぞれテクスチャーと輝き方が異なり、どんなに色を重ねても濁らず、隠ぺい感もありません。

一般的な多色パレットは“どの部分にどの色を塗る”というように、1色ずつ塗り分けて使うものですよね。でもTHREEの4色パレットは、“4色すべての色が重なった色”が完成形だから、とても簡単に使いこなすことができるんです。 この“4色を重ねてできる1色”は、単色のアイカラーでは決して出せない深みと繊細さのある色。完璧なハーモニーのパレットを完成させるために、開発時に2,000色以上のサンプルを作りました」

“スモールダリング・アイズ”とは?

「そんな4色が織りなす、軽やかでありながら深みのある目もとで表現したかったのは、内に秘めた情熱を感じさせる“スモールダリング・アイズ”。 スモールダリングとは、火が炎を立てずに燃えている様子のこと。キャンプファイアーの後、火が完全には消えずに炭の中で静かに燃えている、あの感じです。 つまり、がんばって目力をUPさせるアイメイクではなく、エフォートレスだけど凛とした強さも感じる、そんなまなざしをイメージしました」

4Dプラスアイパレットでセルフメイク

今回新しいメイクに挑戦したのは、モデルのヘレネさん。「アイメイクは苦手で、普段はアイラインを引くのみ。4色パレットを使いこなすなんてとんでもない!」と緊張しているヘレネさんに、「THREEのアイパレットは、指でもキレイに仕上げられるほど簡単なのよ!」と、RIE OMOTOが手ほどきを始めました。

<HOW TO EYE MAKEUP>

THREE 4D-Plus Eye Palette 01を使用

01 「最初は4色の中で一番濃い色、右上のベースカラーを上まぶた全体に塗ります。この色は唯一のオイルベースで、次に重ねる色のパウダーをキレイに密着させるの。伸びがいいから濃い色なのにぼかしやすいし、失敗してもすぐに直せます。薄い色から重ねていくよりも簡単に、しかも時短で仕上げられるはず」 <中ブラシ、もしくは薬指を使用> 02 「2番目に使うのは、左下のミディアムカラー。目じり側に“くの字”の形で入れます。この入れ方で目じり側に奥行きを出し、仕上がりの立体感につなげます。」 <大ブラシ、もしくは人差し指を使用> 03 「3番目に使うのは、左上のアクセントカラー。アイホール全体、1より少し幅広にオンします。ゴシゴシ塗るのではなく、ポンポンと色を置くイメージで」 <大ブラシ、もしくは中指を使用> 04 「最後は右下のハイライト。目頭や目の中央にのせて、光を効果的に集めます」 <小ブラシ、もしくは小指を使用>

メイクを終えて「今まで“なんでわざわざ4色も重ねるの?”と疑問に思っていたのですが、4色重ねることではじめて、こんなに素敵なハーモニーが生まれるんですね。4色パレットの意味がやっとわかりました(笑)。自分で仕上げたとは思えないほど立体的でキレイ!」とヘレネさん。

メイク使用アイテム(一部抜粋)
THREE 4Dプラスアイパレット 01
THREE リファインドコントロール リップペンシル 05
THREE シマリング リップジャム 13
THREE フラッシュパフォーマンス アイライナー ペンシル 08
THREE カラーヴェール フォー チークス 21
THREE 2015 A/W COLLECTION "SOMEWHERE INBETWEEN"はこちら>
次回は、「4Dプラスアイパレット」を今回とは別の手順で使い、仕上がりのニュアンスに違いを出していきます。お楽しみに!


PHOTOGRAPHY BY AHLUM KIM