幸せになれる映画

昨夜、ものすごくお気に入りの映画に出会いました。 まず第一に主人公のお顔立ちが、絵画のように美しく、漫画のようにチャーミングで。 その主人公の子供たちも、目がトロけるほどの愛らしさ。 色とりどりのコスチュームも、お洒落で素敵。 出てくる食べ物も、ものすごくおいしそう。 音楽もダンスも、陽気で楽しくて最高。 そんなインド映画「マダム・イン・ニューヨーク」です。 冒頭に述べた視覚的・聴覚的な魅力に加え、物語がそれに劣らずキラキラな輝きを放って、久しぶりに胸を鷲掴みされました! お話は、英語が苦手なインド人のマダムが、家族と離れて一人でニューヨークへ旅に出るところから始まります。 そこからはみなさんご想像の通り、苦労系や切ない系のエピソードがしばし登場。 言葉の壁で、疎外感や劣等感を感じたり。焦ったり悲しくなったり。 その一方で、人の言葉の一つ一つに感動したり感謝したり。 そんなマダムの姿が、いつしか初めてニューヨークに行ったときの自分の思い出とオーバーラップ。 今は昔となった若かりし日々を思い出して、思わず感慨に耽ることしばしば。 (こんなとき、DVDって巻き戻せるから便利。) 物語の序盤、こんな言葉が出てきます。 「何事も初めては一度だけ。その一度は特別だ。だから楽しんで。」 これから迎える新年度に、本当にぴったりな言葉ですよね。 ……といっても、4月になってもこれといった環境の変化を予定していない私。 日々「初めて」にトライしていた時代が懐かしくもあったりして。 ……と思いながら見続けていると! 物語の最後に、この言葉を超えるほどまぶしいメッセージが、私の明日からの日常をお日様のように照らしてくれたのです。 泣いて笑って、最後は主人公と一緒に自信と幸せを手に入れられて。 それに加えて、とてもロマンティックでもあったりして! 4月から新しい環境へ飛び出す人にも、そうでない人にも、心からおすすめの映画でした。 このハッピーを分かち合うべく、先程さっそく先輩にこのDVDを貸し付け。 みなさんも、よかったら是非ご覧になってみてくださいませ。 THREE N