#028_1「保湿で叶える美白ケア」
あたたかい日差しと爽やかな風が心地よく、外へのお出掛けが楽しい季節。その一方で肌にとっては“ゆらぎ”が気になる季節ですが、お手入れ次第ではもちろん、春のうららかさに負けない心地よさを肌にももたらすことができます。 今月のFeaturesでは、基本的なスキンケアの“忘れてはならないこと”、“ぜひ知ってほしいこと”を、効果的なメソッドと同時にご紹介します。紫外線によるシミやソバカスの現れ、インナードライによる乾燥と脂浮きなど、トラブルが起きやすいこの時季のセルフケアに、ぜひお役立てください。
“保湿”が美白ケアになる理由
春になるとまず気になるのが、紫外線が与える肌へのダメージ。その対策として、日焼け止めや美白美容液を使うのと同じくらい大切なことが、「保湿」というとても基本的なスキンケアであるということをご存知でしたか? そしてそのケアは、「日に当たった後」だけではなく「日に当たる前」にも十分することが重要だということを、ぜひ覚えておいてください。 たとえば、生の魚と干物の魚を同時に焼きはじめると、先にこんがりと焦げてくるのは干物のほう。人間の肌もそれと同様で、十分に保湿されて潤っている肌の方が、日焼けによるダメージを受けにくいのです。もちろんダメージを受けた後の保湿ケアも、肌の修復のためにとても重要であることには変わりません。
1本2役。ブースター&美白美容
「THREE バランシング ホワイト クリアエッセンス」(医薬部外品)
肌の紫外線ダメージ対策のために。化粧水の前に使うブースターとして保湿機能を高めながら、美白の力も発揮する……そんな「1本2役」を果たす美容液が、毎日の美白ケアを頼もしく支えてくれます。 朝は「紫外線ダメージの予防として」、夜は「紫外線ダメージの修復」として。1日に2回使うことで効果的に肌の透明感を引きだしてあげましょう。
> バランシング ホワイト クリアエッセンスの詳しい使い方はこちらからマスクの角質&毛穴ケアで、さらに「美白」が宿る肌へ。
春の肌表面には、冬の寒さで分厚くなった角質や春風がつれてきた空気中の汚れ、過剰に分泌してしまった皮脂など、不純物がたまりがち。 それらの汚れが保湿成分や美白成分の浸透を妨げないように、不純物の吸着除去にすぐれたクレイマスクを使ってあげましょう。それと同時に普段の洗顔を丁寧に正しく行うことも、美白ケアの大切なステップです。
ローションマスクは「朝」に。
先に説明したとおり、紫外線対策には「日に当たる前の保湿」が重要。スペシャルケアとして人気のローションマスクは夜にゆっくり使うという方も多いかもしれませんが、紫外線が強い時季はあえてお出掛けの前に使用して、紫外線に負けない肌コンディションを整えておくことをおすすめします。
紫外線対策は通年を通して行うものですが、これからは特に注力したい時季の頃合い。今回ご紹介した“お出掛け前の保湿”、そして“保湿という美白ケア”を、実践してみてくださいね。 次回は、今回ご紹介した美白美容液の後に続く3大基本スキンケア「化粧水」「乳液」「クリーム」の中から、化粧水の正しい使用方法を徹底的にお伝えします。どうぞお楽しみに! PHOTOGRAPHY BY AHLUM KIM