#032_1「自分で描く、新しい世界」2016 A/W コレクション解説
8月10日に発売になるTHREEの新メイクアップコレクション”WALK THE LINE”。 今月のFeaturesでは、このコレクションを通じてTHREEが届けたいメッセージと、新メイクアップアイテムのユニークな使い方をご紹介します!
「新しい世界を描こう」
“WALK THE LINE” 直訳すると「線の上を歩く」という意味ですが、その「線」とは、すでに存在する線でも、誰かがこれから引く線でもなく、まさに今「自分自身で描き出す線」をイメージしています。「音楽やファッションの世界で、革命的なスタイルを築いた人。初めて月に降り立った人。人種や性別の垣根を取り払って、従来の常識を覆した人……。これまでに『自分の線』を描き、その線の上を歩み出した数々の偉人たちに敬意を込めて、そして私たちも彼らと同じように強く勇敢でありたいという願いを込めて。自分で自分の道を切り拓いていこうとする現代の女性たちにぴったりなメイクアップコレクションが完成しました」 THREE グローバル クリエイティブ ディレクター RIE OMOTO
Who Walked the Line
今回のコレクションにインスピレーションを与えたのは、歴史上に存在する各界のヒーローたち。実はその人物たちのイニシャルが、各アイテムのカラーネームの一部になっています。「みなさんの人生にもきっと、特別なヒーローが存在するはず。以下には私の人生に大きな刺激と熱い情熱を与えてくれた、3人のヒーローをご紹介します」(RIE)
Amelia Earhart アメリア・イアハート(1897-1937)
アメリカの飛行士。1932年、女性パイロットとして初めて大西洋の単独横断飛行を果たした。男性パイロットばかりが活躍する時代に「次は自分で操縦する」と固く誓い、有言実行へ。1937年、世界一周飛行の途中で行方不明となってしまったが、現在もなおアメリカの国民的英雄として愛されている。
「この時代、今以上に女性であることが社会的ディスアドバンテージであったはず。彼女の功績の大きさはもとより、その背景にある努力の深さを想像すると、一層深く心を揺さぶられます」(RIE)
Akira Kurosawa 黒澤 明(1910-1998)
日本のみならず世界に名を残した映画監督・脚本家・映画製作者。『羅生門』、『生きる』、『七人の侍』などに代表される30本の監督作品は、ダイナミックな画面使いと人間的な作風で知られる。ジョージ・ルーカスやフランシス・コッポラなど、海外の映画人たちにも強い影響を与えた。
「逸話になるほどスケールの大きな演出、緊張感溢れる撮影技法、人物・背景・カメラの動かし方……。“世界のクロサワ”として知られた彼の映像表現は、映画史の枠を大きく広げました。まさに、He walked the line big time!」(RIE)
David Bowie デヴィッド・ボウイ(1947-2016)
イギリスのミュージシャン。一つのジャンルに囚われることなく、さまざまな音楽に新しい可能性を生み出し続けた。強烈なアイデンティティと性別を感じさせない妖しき美貌で聴衆を惹きつけ、俳優としても活躍した。
「ロック界を大きく変え、ファッション界にとっても唯一無二のアイコニックな存在であったボウイ。私の人生にも大きく影響を及ぼした彼に心から敬意を表し、感謝の気持ちと喝采を送ります。」 “Thank you for all the happiness you brought to my life… A fantastic human and an amazing artist… I will always remember… Maybe he went back to Mars??? Love you forever. R.I.P” (RIE)
「新しい世界を描く」アイライナー登場
こうして生まれた新コレクションのビジュアルの中で一際目を引くのが、モデルの表情に大胆に描かれたアイライン。 新商品「メズモライジング パフォーマンス アイライナーペンシル」は、クリームのように滑らかな描き心地と、吸い込まれそうに鮮やかで深い発色、角度によって見え方を変える輝き、そして驚くほどの滲みにくさが特徴です。 なりたい自分のラインを表情に描いて、心まで情熱的に。この秋あなただけの”WALK THE LINE”を体験してみてください。 次回のFeaturesではこちらのアイライナーを使用して、今すぐ試したくなる斬新で魅力的なアイメイクを3パターンご紹介します。どうぞお楽しみに!