#052_1 Let’s “MOVE ANY MOUNTAIN” with THREE’s Latest Collection
5月のFeaturesでは、本日(2018年5月2日)発売になるTHREEの最新サマーコレクション”MOVE ANY MOUNTAIN”と、その背景にある1980年代後半〜1990年代のミュージックカルチャーにフォーカス。 自分に勇気と自信、そして余裕を授けてくれるこの夏のメイクアップと共に、懐かしい(あるいは初めて知るかもしれない)少し前の時代のムーヴメントも楽しんでいきましょう。
がんばらなくても、がんばれる。そんな夏の色。
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ビハインド・ザ・コレクション
本コレクション“MOVE ANY MOUNTAIN”のインスピレーションとなったのは、80年代後半から90年代初頭のUKダンスミュージックシーンであると、RIE OMOTOは言います。 テクノ音楽とユースカルチャーに革命が起こり、ダンスミュージックがロックと出会ったその時代。”Second Summer of Love”と呼ばれるその頃、世間は圧倒的にポジティブで、楽観的な希望に満ち溢れていました。(ちなみに最初のSummr of Loveという時代は、1967年のヒッピー・ムーヴメントが絶頂だった頃を指します。) このムーヴメントはパンクと並んで重要視されることが多いけれど、パンクとは異なりシニカルさや怒りといったものからは無縁。そしてなによりこの時代の特徴と言えるのは、普段ジャンルの異なる人々が集い、世界をより良くしようと手を取りあったことです。レイヴ、テクノ、ユースカルチャーの勢いが増し、暗くて煙たいクラブで踊る人はいなくなり、代わりに人々は自然を再発見するために外に出かけ、ビーチや草原、山の上で、月や星、太陽の下で踊るようになりました。 自然志向は、彼らのより健康的なライフスタイルや、新しい幸せのあり方へとつながっていきます。人々は心から満足できるものは何かと求めはじめ、消費やモノ志向から背を向け、健康や友情、「今」という命に目を向けるようになりました。 その眼差しは環境問題にも向かい、「自分たちは地球の一部に過ぎず、同時に地球は自分たちの一部だ」という考えにまで発展。私たちは全てつながっていて、ひとつである……。“Something For Your Mind, Your Body and Your Soul”(心と身体、魂のための何か)という言葉が流行った当時の音楽からは、そういった傾向が確かに感じられます。 こうした考え方の重要性は、今なお一層増しているのかもしれません。前向きであること、エコ・コンシャスであること、リアルな自分自身の追求。これらは今日の私たちが抱えている大きなテーマとも言えるでしょう。 そして、THREEの新コレクション“MOVE ANY MOUNTAIN”のインスピレーションとなったこの時代の考え方は、THREEの根本的なフィロソフィーとも非常にリンクしているのです……。THREE 2018 SUMMER MAKEUP COLLECTION “MOVE ANY MOUNTAIN” SPECIAL SITE >
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Up Coming Next… 次回のFeatures(5月9日公開)では、この時代を代表する音楽をTHREE TREE JOURNALがセレクトして解説。 インプレッシブなプレイリストを、お楽しみに!