#002 セルフケアで、根本からまとまる髪へ。
髪がまとまらない季節ですね。……というのはこの季節の美容コラムお約束の書き出しですが、いやはや本当に。 オフィスをぐるりと見渡しても、信号待ちの女性の後ろ姿を眺めても、皆さんの髪の1本1本がいつになく落ち着きを失っているように、ポワポワとあっちこっちを向いています。 それでも中には、梅雨も湿気もどこ吹く風といわんばかりに、端正にまとまる髪をスッと下ろしている女性もいたりして、そんな人たちの髪に触らせてもらうと、柔らかくて重みがある、非常にいい毛質をしているのです。 「まとまる髪は、根本(こんぽん)から整っていてこそなのだ」と、改めてしみじみ実感させられます。
セルフシャンプー、あなどれません。
「毎日のことですから、シャンプーは絶対に大事です。ここだけの話、ちょっと意識するだけで、お顔の表情にも変化があるんですよ」と熱弁するのは、THREE AOYAMAの2階にある、RHYTHM SPAでヘッドを担当しているセラピスト。 実際に顔のリフトアップや顔色の印象ケアを目的に、同スパのヘッドメニューを定期的に訪れる方もいらっしゃるそう。 毎日お店のヘッドスパを受けることは現実的ではありませんが、毎日のセルフシャンプーを少し変えるだけなら、誰でも実現可能なはず。これから紹介するセルフケアのポイントを、早速今晩から実践してみてください。1、シャンプーのルール
-
- 「まずは湯シャン」
- 髪の毛は水をはじく性質もあるため、軽くシャワーを当てただけでは、すみずみまで濡れていないことも。 そこで、シャンプー前の「予洗い」の際に、お湯だけでシャンプーするように、地肌をマッサージしながら濡らしてみましょう。 髪全体にお湯が行き渡り、汚れもある程度お湯で落とすことができるため、シャンプーの泡立ちが一層良くなり、洗う際の摩擦ダメージをより防げます。
- 「生え際までマッサージ洗い」
- おでこの上の生え際は、顔なのか頭皮なのか分かりにくいゾーン。そのせいか洗い逃しが多く、汚れが溜まったり頭皮が硬くなっている人が多いそう。 頭皮は顔の肌とつながっているため、生え際のコリは、浮かない顔色やたるんだ表情にもつながりがち……! 生え際のマッサージ洗いで、頭皮の健康はもちろん、目がぱっちり開いた明るい表情を目指しましょう。
2、コンディショナーのルール
-
- 「THREEのコンディショナーは、頭皮にも」
- 頭皮・頭髪の美容液のように作られているTHREEのコンディショナーは、髪にはもちろん、頭皮にまで潤いを与えます。一般のコンディショナーは髪の根元を避けてつけることが多いですが、THREEのコンディショナーは別。毛先だけでなく根元にもつけてから、頭皮をマッサージするのがおすすめです。 コンディショナーが浸透するに従って、毛先まで心地よい重みが生まれ、まるで生命感を得たかのようなハリが根元からでてきます。
- 「THREEのコンディショナーは、流しすぎない」
- 浸透性に優れたTHREEのコンディショナーは、さっと洗い流すだけで十分なほど、髪と頭皮への馴染みが抜群。塗布後にマッサージしてしばらく置いたら、洗い流しは10秒〜20秒ほどお湯を回しかける程度でOKです。 髪との統一感を本当に感じやすいコンディショナーのため、ベタつきや人工的なツルツル感はなく、髪そのものが満たされたような仕上がりに。細い髪の毛も太い髪の毛も、1本1本に重みが出ることで広がりを防いで、まとまりよく仕上がります。
3、頭皮クレンジングのルール
-
- 「まとまる髪は、毛穴から」
- 頭皮用クレンジングオイルと聞くと「ベタつきそう」と思う方や、逆に「乾燥しそう」と思う方がいるかもしれませんが、THREEのクレンジングオイルは「さらっと潤わせる」という、少し意外な仕上がり。 皮脂汚れを落としつつ、潤いも与えてくれる植物油脂のため、クレンジング後は髪が根元から自然に立ち上がり、美しい立体感とまとまりを叶えます。同時に、頭皮のニオイ対策や日焼け後の保湿ケアも担う、まさにこの時季に手放せないケアアイテムの一つです。
- 「忙しくて時間がない。そんな時こそ!」
- THREEのスキャルプクレンジングを使って行うマッサージは、頭皮の汚れや乾燥対策にはもちろん、頭のリフレッシュにもとても効果的です。 考えすぎで重くなった頭や硬くなった頭皮を、自然の香りを深呼吸しながら揉みほぐして血行促進。リラックス効果だけでなく、スカっとするほどの頭の軽やかさを実感できるはず。