2018 October-November Issue に寄せて
こんにちは、THREE TREE JOURNALです。
春のリニューアルから早くも4号目となる今回、テーマタイトルは悩んだ末、”LIFE/AGING”に定めました。みなさまにお楽しみいただけますように。
実はこの秋、THREEから大人の女性向けオイルエッセンスと、ベビー&キッズのスキンケアが発売になります。
自分たちでも「ユニークかも」と思うのは、前者だけでなく後者(ベビー&キッズライン)も、THREEは「エイジングケア」として扱うところ。
エイジングケアとは「年齢に応じたお手入れ」であり、決して「若返るためのお手入れ」ではないと考える由縁です。
そもそも「エイジング」は生まれた直後から誰しもに起きている現象。
となると、エイジング、すなわちそれは「生きること」と言えるのではないかしら?という思いから、今号のテーマを示すグラフィックには「生」の文字を掲げました。
とは言いましても。
もちろん、マチュアな大人たるもの、若年層の肌の質感を純粋に羨ましいと思うこともあれば、自分自身の加齢に伴う変化に落ち込むことがあるのは当たり前。
だから大人になった女性向けの「エイジングケア」が「若々しさ」を目指すことも否定しません。
でも……美しさって「若さ」だけではないのと同様、人生って「肌」だけではない。
ときには肌より大切なものやことがあって、自分が選択してきた日々を生きてきた結果の、今の肌。そして今の自分。
そんな自分にさらに自信が持てるように、そして今の自分をさらに心地よく生きられるように、THREEはスキンケアを通じてスキンケア以上の価値を届けたい、と思うのです。
THREEはオタクと言って良いほどマニアックに、実証に重きを置いた商品づくりをしています。
ただ肌に優しいナチュラルではなく、「肌で確信できるナチュラル」を追求した結果、肌にみなぎる若々しさをお届けすることは確かなのですが……。
その効果を「若返るよう」と表現することには、どうしても抵抗感があります。
それはTHREEの美白美容液が「単なる白さがゴールではありませんよ」と言ってのけるのと一緒で、ざっくり言うと、THREEはもっと「トータルで」美しくすることを目指しているから。
肌をピチピチ(笑)させるだけでなく、心も、人生も、ホリスティックに充実してもらえるように。
さて……そんなTHREEから生まれる、大人の新エイジングケア。ゆらぐ世代の女性に向けた「エミング フェイシャル オイルエッセンス」ですが、シンプルに言ってこれ、ひたすらに使い心地最高です。顔になじませた途端、まずはその香りによってとてつもない多幸感に包まれて、もう、香りだけで綺麗になれそうなほど。そして、肌のふかふか感。つるつる感。スキンケア直後に、「THREEの一員で本当によかった……」と商品開発の同僚にすぐさまメッセージを送ってしまったほど、感動しました。
これもまさにホリスティックな充実感だな(笑)と思ってしまったその内容は、今号の“FEATURES”と“FEEL SO THREE"のコーナーで。
「若さという美しさ」、「成熟という美しさ」、「その狭間という美しさ」。すべてに憧れと敬意を抱いて。
今号のTHREE TREE JOURNALは「今という美しさ」を何より讃え祝福しながら、エイジングケアと人生を特集してまいります。
こうしてこの原稿を書いている間も、今年の大きな自然災害による被害を受けられた方々へ、再びの平穏が一日も早く訪れることをお祈りして。
どなた様の心も環境も、少しでも、少しずつでも、癒される秋となりますように。
2018.10.3 THREE TREE JOURNAL
Graphic character by HIROSHI KIYOTA