#062_2 テーマでセレクト! あの人のプレイリスト
楽しい旅行も、うだるような暑さも、センチメンタルな景色も。夏のすべてを愛しく忘れがたいものにしてくれるのは、お気に入りのBGM。この夏あなたはどんな音楽と一緒に過ごしますか?
ミュージシャンの古川 麦さん、BGM LAB.の宮内 優里さん・Kenji Kiharaさん、THREEのRIE OMOTOの3組が、TTJのために選んでくれた「夏に聴きたいミュージック」から、あなたのプレイリストの幅を広げてみて。
1. 【古川 麦セレクト:シーン別サマーミュージック】
夏の高揚感を盛り上げるアルバム
「ブラジルの大御所ポップスターDjavanがアメリカで録音した意欲的アルバム。スティービー・ワンダーが参加していたり、洒落たアレンジ、軽快な歌声、聴いてるだけでわくわくしてきて、色々なことが動きだしそう!」夏の眠れない夜に聴きたい曲
「カナダのエレクトロポップバンドMen I Trustが今年発表したシングル曲。80年代風で郷愁を誘うバンドサウンドと、透き通ったボーカルに胸を締め付けられながらも、ゆったり眠りにつけるかも」2.【BGM LAB.セレクト:夏の涼感ミュージック】
BGM LAB. https://bgmlab.com/
BGM LAB. 選 / 夏の涼感ミュージック
「メンバー二人が『夏』と聞いて一番最初にイメージした作品です。京都在住の黒澤健によるプロジェクトで、2003年の作品。ジャズやボサノヴァなどのサンプリングも混ぜながら、アナログとデジタルが絶妙なバランスでミックスされていて、前衛的な部分もありながら、アルバムを通して優しさと透明感を感じられる傑作です」Kenji Kihara選 / 夏の涼感ミュージック
「Natural Calamity の森俊二さん と Ticaの石井マサユキさんによるユニット。2人のギターが繊細に重なり合いながら浮遊感漂う、とても心地よい作品です。そっと曲を流していると、水辺や木陰で涼んでいるような気持ちになります」3.【RIE OMOTOセレクト: シーン別サマープレイリスト】
RIE OMOTO
1. バケーションで聞きたい音楽は?
- 『Space Oddity』 (David Bowie)
- 『So Good』 (Warpaint)
- 『Ashes to Ashes』 (Warpaint)
- 『Sugar for the Pill』 (Slowdive)
- 『The Sun Rising』 (Beloved)
- 『Bonny』 (Prefab Sprout)
- 『Apocalypse』 (Cigarettes After Sex)
- 『Sunsetz』 (Cigarettes After Sex)
2.夏のハウスパーティーでかけたい音楽は?
- 『Higher Than the Sun』
(Primal Scream) - 『Decisions』 (Black Light Smoke)
- 『Lovesong 』 (The Cure)
- 『Daft Punk is Playing at My House』
(LCD Soundsystem) - 『Heroes』(David Bowie)
- 『Roses』(OutKast)
- 『A Ballet Of Hands(Frank and Tony’s Edit)』
(Solo Andata) - 『Dream』(Villete)
- 『Harem In Tuscany(Taranta)』
(Gogol Bordello)
三者三様のミュージックセレクションの中に、この夏のプレイリストに加えたい曲は見つかりましたか?
思い出はいつも、音楽とともに…。今年の夏の景色を一層特別にしてくれる音楽は、この夏を振り返ったときにも、心の中に流れてくるはず。
この夏が皆さんにとって、いつかかけがえのない思い出となる日々になりますように。