Interview: アーティストの#stayhomeメイク(後編)
THREE メイクアップアーティストの玉木香寿美に、自粛生活中の今ならではの、メイクアドバイスを聞いてみました。
TTJ:ZOOMやLINEなどでビデオ通話をする時、画面越しに綺麗に見えるメイクのコツはありますか?
玉木アーティスト:画面上では顔の凹凸がぼやけて、顔全体がフラットに膨らんで見えるので、陰影を意識すること。シェーディングやハイライトで、フェイスラインや頬骨を立体的に見せるといいですよ。
目元や眉にも引き締める部分を作ると、表情が豊かに見えます。
TTJ:ポイントメイクにおすすめの色は?
玉木アーティスト:画面上では顔色が悪く映りやすいので、頬やリップに血色をプラスしてほしいのですが、その際には自分の血色に近い色がおすすめ。自然体で元気に見えますよ。
濃いリップを塗りたいときは、少し影を感じる落ち着いたトーンがおすすめです。明るくて濃いカラーは、画面上だとチカチカ浮いて見えることがあるので。
TTJ:明るくて濃いカラーだと、たしかにそうですね! でも私はそういうカラーも好きなので、軽くティッシュや指でオフして、唇と肌の境界線をぼかすようにしています。
玉木アーティスト:それもいい方法ですね。こんなときだから一層、好きな色や気分にあった色を最優先したいですよね。
そしてアイメイクについてですが、定番のベージュ系やゴールド系は、画面越しだと色が飛んでしまいやすいので、この機会に立体的なグラデーション・アイに挑戦してみても素敵だと思います。少し失敗しても、画面上だとぼやけますので(笑)。
また、以前のメールマガジンでもお伝えしたのですが、オレンジ色のコンシーラーは目の下の暗いクマを本当に目立たなくさせ、表情を元気に見せてくれます。すっぴんにこれを塗るだけでも全然違うので、ぜひ試してみてください!
TTJ:私も今日から早速参考にします。ありがとうございました!