身近にいる、大切な人へ──たとえば、THREEのショップから選ぶ3品のギフト。「#giftTHREE」は、信頼を寄せる友人、心が通う恋人や家族、もしくは人生のパートナーへ3つの厳選したプロダクトを贈るプロジェクトの連載。一回目に登場するのは、ファッションや料理など、さまざまな表現を通して多くのインスピレーションを届けるモデルの高山都さん。「 THREE TOKYO MIDTOWN HIBIYA 」でパートナーのギフトを選びつつ、ご自身のライフスタイルやパートナーへの想いについてお聞きしました。じっくりと吟味をしながら選んだ、“確実”な贈り物とは?
──最近、どんなタイミングでパートナーのありがたみを感じましたか。
仕事で疲れている時にごはんを作ってくれたり、家事をやってくれたり。彼も忙しいので、状況に応じてサポートをしてもらえると、『お互いに助け合えているな』と感じます。その時に、心からありがとう、という感謝が生まれます。
──ひとりで過ごす時、パートナーと時間を過ごす時では、どんな違いがありますか。
ひとりの時は、自愛! 自分をゆるめて、思いっきり甘やかす時間にしています。あとは、マイペースに時間と気持ちを使っていく。もちろん、パートナーといる時もゆるっとした感じだったりしますが、一緒に何かをする“楽しみ”を共有するよう努めています。
──誕生日や記念日以外で、大切な人に贈り物をしたくなる時はどんな瞬間ですか。また、ギフトを選ぶ時に重要に考えていることは何でしょうか。
似合いそう! とか、「あれを欲しがってたな」と、思い出した時。あとは、小さなお礼としてささやかなギフトを渡すことがありますね。贈り物を選ぶ際は、その人のライフスタイルや価値観といかにフィットするかを重視しています。基本的に似合いそうとか、実際に使いそう、というイメージができるものを選ぶようにしていて。逆に、“新しい入り口”になったり、スパイスになるかも、と思う時は、思い切って冒険心を重視。違った角度で贈り物を選んだりすることもあります。
気になったプロダクトを試していく高山さん。広々とした空間にはあらゆるカテゴリーの製品が揃い、さまざまな選択肢の中から3品に厳選していきます。「この香りはもしかしたら好きかもしれません」と香りを吟味して。
──パートナーや友人、家族など、まわりには多くの大切な人たちがいますが、シェアしたい“さりげない”贈り物とは、どんなものでしょうか。
素敵な作家さんの作品は同じ形がふたつとないので、贈り物で選ぶことが多いです。あとは、お花をギフトするのも好き。その人の雰囲気に合うものを見繕って、ブーケにしてもらったり。フラワーベースを持ってなさそうな方には大きなブーケよりも、小さな花と花瓶にしてみたり。とにかくその人のライフスタイルを想像することを大切にしています。
──男性に贈り物をする際、女性にギフトをする時とはアイテムの選び方や気持ちに変化はありますか。男性だからこその選び方はありますか。
使うか、使わないか。それがハッキリしてそうな生き物だから(笑)、より現実的になります。例えば、自分が使って欲しい、と思ったものであっても男性はシビアなので使わないものは使わない。もちろん男性によりますが、“実用性”というキーワードは大切にした方がいいのかな、と思います。
──過去のギフトに基づくエピソードを教えてください。
夫(モデルの安井達郎さん)に、これから毎年お誕生日に素敵な革靴をプレゼントしていくというルールがあって。名品をきちんと手入れすれば、一生モノの美しい靴が少しずつ少しずつ増えていく。それってとっても楽しいな、と思ったのがきっかけです。彼は結婚式の二次会で、その最初の靴を履くそうです。
──“さりげない贈り物”で、今までいちばん嬉しかったものは何ですか。
誕生日のプレゼントももちろん嬉しいけど、なんでもない日にもらう花束も好きです。思いがけない時にもらうギフトって、何か特別なものがありますよね。
高山さんが手にしたのは、メイクを優しくオフする「 バランシング クレンジング オイル R 」と「 バランシング クレンジング オイルジェル 」。仕事上、ベースメイクをすることが多い旦那さんに役立つかも、と候補に入れます。
──今回の「#giftTHREE」、大切な人に選んだ3つのアイテムは何ですか。
ハンドウォッシュ(ハンド&アーム ウォッシュ AC) や ボディウォッシュ(フルボディ ウォッシュ AC) を愛用していて、香りの豊かさや洗い心地の気持ち良さが好きです。でも、今回はシェアするアイテムよりも、夫が自分自身のために実用的に使い切れる! という確実なものをセレクト。彼は職業柄、メイクをする機会が多いので、メイクをオフしながら肌のざらつきも解消してほしいということで、まずは「 THREE バランシング クレンジング オイルジェル 」を。さらに、洗顔後に素肌をしっかり保湿するための「 THREE フォー・メン ジェントリング ローション 」と同じシリーズの「 フォー・メン ジェントリング エマルジョン 」を。実はこの2品って、夫が以前愛用していたアイテムなんです。実際に使ったことがあれば、最後の一滴まで絶対に使ってくれる。その先にクリーンな素肌がある、待っているって、すごくいいなって。
──パートナーに対して、どんな感謝の気持ちがありますか。
いつも温かく見守って支えてくれてありがとう、という気持ち。彼のことを考えながらこうしてじっくりギフトを選んでみて、感謝の気持ちと向き合うことができた気がします。なんだか、とっても充実した1時間でした。
選んだ3品はギフトボックスへ。モダンなラッピングはジェンダーを問わず喜ばれるはず。
〈左から順に〉天然植物由来のオイル、クレイ、スクラブがメイクのみならず毛穴の汚れまでしっかりクリアにする「
THREE バランシング クレンジング オイルジェル
」。
ベタつかないのにリッチなうるおいを届ける「
THREE フォー・メン ジェントリング ローション
」、うるおいの膜で素肌を包み込む「
フォー・メン ジェントリング エマルジョン
」はセットでのケアが効果的。
ショッピングの後には、「THREE TOKYO MIDROWN HIBIYA」に併設している「
REVIVE KITCHEN
」にて
食事を楽しんだ高山さん。旬の食材を活かした秋野菜のベジミールスタンドをオーダーしました。外側からのみではなく、内側からも“地球の恵み”をチャージします。「次回は夫と訪れてみたいです」。
Profile
高山都(モデル)
1982年生まれ。モデル、ラジオパーソナリティのみならず、商品のディレクションなども手掛け、幅広く活動。インスタグラム(
@miyare38
)で発信する丁寧な生き方、気負いなくも洗練されたライフスタイル提案に人気が集まる。趣味は料理、ランニング、器集め、旅行。著書に『高山都の美食姿』(双葉社刊)のシリーズ(1〜4が発売中)など。
Text 三谷 徹