オーナーの城島さんは、サロンワークと並行して、
ヘアスタイリストとして数々のフィールドで活躍。
常にクリエイティブを追求し続けながらも、
お客様一人一人と真剣に向き合うことを
大切にされている城島さんに、
ご自身のサロンmit 吉祥寺についてや今までの経歴、
THREEとの出会い、
プライベートについてまで、
沢山お話していただきました。
―美容師を志したきっかけは何ですか?
父親が元美容師だったこともあり、プロ用のヘアハサミが家に置いてあるような環境で育ちました。小学生の頃、こっそり父のハサミで前髪を切って大失敗。前髪の中心だけ異様に短くなった髪型を、美容師の方が格好いいベリーショートヘアに整えてくれて。「美容師ってすごくかっこいい!」と子供ながらに感激したのがきっかけです。
―小学生の頃からの夢が現実になったわけですね。実際に美容師として働き始めた頃はどうでしたか?
当時は美容師ブーム真っ只中。僕は幸運にも憧れていた美容師の方の元で働けることなり、師匠がヘアメイクのクライアントワークもしていたので、休みの日には撮影に同行。ほぼ休みなく刺激的なアシスタント時代を駆け抜けました。もちろん辞めたいと思ったことも、悔しくてトイレで泣いた日もありましたが、アシスタント時代の経験があるからこそ、師匠の元を離れた時も、独立した今も、自分のクリエイティブを信じ進んでこれたように思います。
―ヘアメイクの現場も多く経験されてきた城島さん。THREEとの出会いもお仕事がきっかけだったのでしょうか?
そうですね。THREEデビュー当時、ヘアメイクの先輩方が、「ここのアイテムすごく良い!」と口を揃えて言っていたブランドがTHREEでした。発色力、つけ心地の良さなど使用感が抜群で、さらにはモデルにも安心して使用できる。どの現場でもTHREEの良い噂を聞いていたので、アシスタント時代憧れのブランドでした。
―憧れから、本格的にお店でお取り扱いいただくことになったきっかけは何だったのでしょうか?
数年後、スキャルプ&ヘア シリーズがローンチされた時、美容業界でかなり話題になっていて。使ってみたら洗い心地や仕上がりの良さが抜群!独立前に所属していたサロンでTHREEを導入したいと僕が懇願し、THREEさんへお声がけさせていただきました。お取り扱いが決まった時も、嬉しくて泣いてしまったほど。笑)こんなにも信頼できてオススメできるブランドのアイテムを、大切なお客様に直接ご紹介できることがとても嬉しいですし、誇りに思っています。
―「mit 吉祥寺」についてご紹介いただいてもよろしいでしょうか?
今年独立し、3月1日に「mit 吉祥寺」をオープンしたばかりです。サロン名でもある“mit”は「mix it(混ぜ合わせる)」という意味を持つ僕の造語です。「いろいろ掛け合わせ混ざり合うことによって、mit 吉祥寺らしさを表現していきたい」という思いを込めています。
―お店のインテリアにも強いこだわりを感じました。
インテリアを決める際にも、美容室では取り扱い初のカーテン、洗練されたライト、6面体のスピーカーなど、あえて個性のあるものを選び、そこに、音楽、お店に差し込む光、ハサミの音、匂いそしてお客様の個性がmix itすることにより、mit 吉祥寺でしか体験することのできない空間に仕上げています。
―美容師として大切にしていること、こだわりはありますか?
ヘアスタイルはファッションやメイクと隣り合わせで、その人のスタイルや印象を作る重要なポイントになると思っています。来店時のファッションやメイク、表情を見て、ヘアスタイルだけ浮いてしまわぬよう、全体のバランスを考えご提案しています。もちろん、お客様が主役だと思っているので、ご希望も汲み取りながら、主役であるお客様の魅力を最大限引き出せるよう常に意識していますね。
これは師匠の教えでもあるのですが、様々なカルチャーに触れるようにもしています。ファッション、映画、アートなど、興味があるものは見に行ったり、本を買ったり。お客様のスタイルや趣味は全員が同じではないので、アイデアの引き出しを多く持つことで、個々に合ったニュアンスを表現できるなと感じています。1回1回を大切に丁寧に向き合い、ヘアスタイルを通して少しでもお客様に喜びや変化が生まれ、豊かなライフスタイルに繋がるよう日々邁進しています。
―ライフスタイルを通しての考え、THREEのコンセプトとの共通点を感じますね。
そうですね。僕も、mit 吉祥寺で提案するスタイルのコンセプトと、THREEの世界観がすごくリンクしているなと感じ、独立後も変わらずTHREEのアイテムを導入しています。吉祥寺はスローライフを体現されている方が多いので、お客様の内に秘めた魅力を引き出すような、無理なく生活に寄り添えるヘアスタイルをご提案させていただく上で、THREEのアイテムは欠かせませんね。
―THREEの中で特にお気に入りのアイテムは何でしょうか?
THREEの良さって、ずば抜けてこれだけが良い!というものがなく、トータル使いでオススメできるところだと感じていて。その中でも、特にお気に入りのアイテムは、「 THREE スキャルプ&ヘア リインフォーシング トニックウォーター R 」と「 FIVEISM × THREEネバーレッドミーダウン ヘアジェリース 」です。トニックウォーターはリフレッシュにもなり毎日愛用しています。ヘアジェリースは発売前から期待していたアイテムで、固まらずキープ力が維持でき、様々なニュアンスヘアを作れるところが気に入っていますね。あとは、家族全員でTHREEのシャンプーを愛用してます。
―ご家族でお使いいただけていると。
そうなんです。 THREEのヘアケアアイテム は、どれも天然由来成分で7歳の息子にも安心して使えて使用感も抜群!我が家のバスルームには欠かせないアイテムです。
ー息子さんがいらっしゃるとのことですが、プライベートについてもお話し伺えますか?
7歳の息子と10ヶ月の娘の父親として、休日は1日中子供と遊ぶ日が多いですね。正直、身体の疲れは取れませんが、子供たちの笑顔に癒され心がどんどん豊かになっていくなと感じています。最近では、僕が撮影前日で緊張しているなと感じると、息子が「頑張れギュ」っとハグをしてくれるんです。もう、それだけでモチベーションが上がりますよね。涙もろくてすぐ泣いてしまうんですが。笑)
とはいえ、仕事中心の生活には変わりないので、妻のサポートには本当に感謝しています。独立に向け背中を押してくれたのも妻で、僕の成功を自分のことのように喜んでくれる姿を見ていると、それだけで活力になりますね。
ーご家族との絆がすごく伝わりました。最後に、今後の抱負をお願いいたします。
仕事にもプライベートにおけるモットーですが、後悔のない人生にしたいなと思っています。僕の場合は、それが美容師としてクリエイティブな仕事をやり続けること。そして、家族やお店のスタッフに、僕に付いてきて良かったと思えるような環境を作っていくことだと思っています。どんな形であれ、最高だった!と笑いながら言えるような人生にしていきたいです。
ー仕事への熱い思い、さらにはご家族とのエピソードまで、素敵なお話ありがとうございました。
次回は、夏にぴったりなヘアアレンジを、THREEのメイクアップとともにお届けいたします。
どうぞお楽しみに!