私たちは言葉を使わずとも自分の想いを伝えることができる。眼差し、ボディーランゲージがあなたの想いを伝える。このアイディアは新型コロナウイルスの影響で、人と人が一定の距離を保ち、対面を避けなくてはいけない状況で、より大きな意味を持つようになった。
このキャンペーンのためにGlobal Creative Director RIE OMOTOは、独特な美しさとカリスマ性を持ち、言葉を超えて全身でメッセージを伝えられる人材を探していた。そこで出会ったDaJé Barbourは、見る人の感情をかき立てる強烈で知的な世界観を表現する逸材。彼に秘められた知性はまるで別世界のもののように、多くの人を惹きつける魅力を持っている。
私たちはRIEに、なぜDaJéを起用しようと考えたのか、そして彼をブランドのIKONとして選んだ理由について尋ねた。
RIE:DaJéはとても印象的な瞳の持ち主。視線だけで相手を落とせる目ですね(笑)。彼にはとてもユニークで神秘的な雰囲気があって、まるで火星とか別の惑星から地球に落ちて来たよう。彼から受けたこの印象は、まさに私が求めていたもので「DO YOU SPEAK FIVEISM?」のコンセプトと完全にマッチしました。
撮影ではとてもクールな姿を見せてくれましたね。メイクされること、そして私たちの伝えたいコンセプトを表現することを心から楽しんでいる様子でした。どんなポーズでも彼は目を見張るほどエレガントで優美。そんな姿を収めることが出来て、とても嬉しく思っています。彼はFIVEISMのフィロソフィーを体現できる人であり、その雰囲気や瞳は言葉以上に彼のIndividuality=「個性」を物語っています。
RIEが言うように、撮影でのDaJéは、寡黙で真面目な印象だった。周りが騒いでいても気にとめず、目の前の仕事に集中するプロフェッショナルな姿勢。だからこそ、私たちはスタジオ以外で彼が見せる顔が一体どんなものなのか興味が沸いた。私たちはDaJéにインタビューし、彼自身のことやFIVEISMに対する想い、なぜ彼が”FIVEISMを表現する”ことができるのか、その魅力について迫った。(後編へ続く)