―フレグランスの話へ入る前に、おふたりがモデルになるまでのことや、FIVEISMやTHREEとの関わりについて教えてください。
SHUNYA:学生の頃に今後をどうするか考えた時、モデルさんたちのドキュメンタリー番組を観て「モデルをやってみたい」と思ったんです。その時点では社会人経験もなく、いきなりモデルを……とも思ったんですが、母に話すと「やってみよう」と言ってくれました。 せっかくやるなら1個目標を決めようとも話して、僕の中で「パリコレに出る」というのを目標にしたのが、モデルを始めたきっかけです。
―素敵なお話ですね。THREEとの関わりは、どのようなきっかけからスタートしたのでしょうか。
SHUNYA:FIVEISMのオーディションが始まりですね。ファッションショーがあって。そこではじめてRIE(*1)さんやHIROKI(*2)さんとも会って、こうしてお仕事させていただくようになりました。 パリコレに出るという目標を達成して、次にやりたいことってなんだろう、と思っていた中、僕自身美容が好きで。ビューティー系のグローバルキャンペーンに携わりたいと思っていた中で、THREEさんのことを改めて意識したタイミングでもありましたね。
*1 THREE/FIVEISM × THREE Global Creative Director *2 メイクアップアーティスト・FIVEISM × THREEローンチに参画
―パリコレにもFIVEISMのショーにもお母様を呼ばれたとのことで、本当に素敵な親孝行ですね。Reinaさんはいかがでしょう?
Reina:元々メイクが大好きで、自分の顔がコンプレックスで悩んでいたのを助けてくれたのがメイクでした。コンプレックスがカバーされていくことで自信を持てるようになり、どんどんメイクが好きになりましたね。
メイクに関する仕事をしたいと思うようになり、メイク学科のある高校に入学して、専門学校でもメイクを学んで。メイクばかり勉強していた学生時代でした。高校までは大阪だったのですが、専門学校に行くタイミングで上京しています。
―今はメイクのお仕事ではなく、モデルをされているわけですが、どのようなきっかけでモデルのお仕事を?
Reina:急にInstagramのフォロワーが増えた時期があったんです。そのタイミングからイベントに呼んでいただいたり、撮影のご依頼をいただいたりして。メイクはずっと好きなのですが、モデルは今しかできないことかもと思って始めました。
―メイクによって助けられたというお話、とても素敵です。ここからはフレグランスについて聞かせてください。普段どういうシーンで使われることが多いですか?
SHUNYA:人に会う時の状況は見極めますが、オーディションと撮影の日以外は基本毎日つけますね。仕事の時は衣装に匂いがついてしまうとよくないので。使い方としては仕上げに髪へ纏わせたり、人へ物を渡す時にシュッとしたり。
―ちなみに使うフレグランスは毎回変えていますか?同じものを使われますか?
SHUNYA:最近は統一していますね。母がアロマテラピーが大好きで、家にディフューザーがあるのが普通で、小2の頃に初めての習い事としてアロマテラピーへ一緒に通うようになって。そのころは精油を洗濯の時に1滴垂らす、というのもやっていましたね。
―すごいおしゃれな小学生ですね(笑)。それだけ香りへの造詣も愛も深いSHUNYAさんが、フレグランスを統一するというのはちょっと意外な気がしました。
SHUNYA:昔は髪を染めたり派手な服装をしたりすることも多かったんですが、ファッションに目覚めたのと、モデルをするようになってから、フレグランス含めシンプルにまとめようという意識が強くなったのが大きいですね。
アロマテラピーが好きでいろいろ試してみたいと思っていたのもあったんですが、「これだな」と思うものに絞れてきました。
―Reinaさんはフレグランスの使い方、いかがですか?
Reina:私は「スイッチ」ですね。統一はあまりしていなくて、その時の気分とシチュエーションと洋服とで使い分けています。香水を纏う瞬間に切り替わります。あとは眠れない時に枕元にシュッとすると、よく眠れるフレグランスがあって。リラックスできるタイプの香りではないんですが、なぜかすごく落ち着くんですよね。セクシーさもありつつ、どんな時でも不思議と眠れます。
―さまざまなタイミングで「スイッチ」として機能していますね。今回の「INVISIBLE EMINENCE」についてはどのように感じましたか?
SHUNYA:まずは自分でも使いたいと思いましたし、お部屋での需要も高そうだなと思いました。ディフューザーが欲しいくらい。
アロマテラピーの勉強をしていた時から、今回のフレグランスに入っているイランイランやローズマリーが自分自身めちゃくちゃ好きで。単体で嗅ぐとクセがあるものの、中和された時の感じがすごくよくまとまっていて好きですね。
―勉強されていた当時から今に至るまで、好きな香りに変化はありましたか?
SHUNYA:基本は変わらないですね。エキゾチックな香りが好きで、今回の「INVISIBLE EMINENCE」は僕のテーマにもぴったりハマります。
Reina:私も「この香りのする部屋に住みたい」と思いました。枕元にシュッとするのもしたいし、ファッションにも合わせたいし。普段濃いめのメイクをや強めのファッションが多いのですが、そこに強すぎる香りをつけると重たくなりすぎるので、ちょっと抜け感のあるフレグランスが好きなんです。ミドルにスパイシーさ、ウッディさがあるのが印象的で、重たすぎず軽やかで官能的で、強くなりすぎず甘くなりすぎず、爽やかすぎるわけでもなく。私の中で理想的、ドンピシャです。
―Reinaさんの中での最高形ですね。このフレグランスをつけていきたいシーンはありますか?
SHUNYA:ドバイ?
Reina:そうですね(笑)。旅につけていきたいかも。
SHUNYA:ラグジュアリーな自然の中にいるイメージで、汗と混ざったらより香りが深まりそう。夏も活躍しそうだなと思いました。